ガーナの皆既日食

皆既日食画像



たった今皆既日食を見てきました。その感動でどきどきしながらこうして文章を書いています。


今朝は早起きをして太陽がよく見えるビルに陣取って8時から太陽を見始めました。
サングラス越しに見る太陽は始めは通常のまん丸の太陽でした。
少したってよく見てみると右上のほうがなんだか欠けているように見えました。
それからたった数分たつと「日食」というだけあってなんだか虫に食べられたようにまるーくかじられています。不思議。


それから時間が経つにつれてあれよあれよという間にかじられていきます
(ほんとにかじられてるみたいなの)。
ビックリ\(◎o◎)/!
見始めてから30分ほどたった8時半ごろには3分の2ぐらいが欠けてしまいました。
さっきまでじりじりと暑かった太陽の熱もだんだん和らいでいくのが肌を感じてよく分かります。


そのころ近所のガーナ人も外に出てきてやはりサングラスを貸し借りしながら太陽を見始めました。みんな興味深々です。


9時近くになってくるともう太陽が三日月のようになって来ました。
だんだん薄暗くなってくるのが分かります。
もう肉眼でも太陽を見られるぐらいになって来ました。


9時8分頃でしょうか、そのとき突然月が太陽に完全に被さって、真っ黒の月のシルエットの後ろに太陽の光が輪を描いて現れました。
まさにそれは光り輝くリングのようで思わず「すごい!すごい!すごい!すごい!」と叫びまくっていました。

本当に細い細い三日月状の太陽から一気に光り輝くリングが現れた瞬間はあまりにも強烈で、圧倒的で、これは見るに値する本当にすごい一瞬でした!!!
この肉眼で、リアルタイムで見た感動はきっと録画されたものでは味わえないようなすごい臨場感がありました。


その時、外は薄暗くまるで昼間から急に夜になったようでした。
リングが現れた瞬間と同じぐらい突然闇がやってきた、というこの奇怪な現象にさらに感動しました。
リングからの光が漏れているので真っ暗闇にはならないもののさっきまで昼だった世界が一気に夜になるのです。


2分から3分の間でしょうか。その間も月は左のほうにずれていくのが分かります。
そしてある時一瞬にしてまた太陽の光がばーっと現れました。
それはまた一瞬の出来事で、また夜から昼に一気に逆戻りしたかのようでした。
本当に不思議。すごーい!!いやー、感動しました。
こんなチャンスにたまたまめぐり合えたなんてラッキーだー。
アメリカからわざわざ見に来たという人にもあったから、やっぱりすごいものなんだなー。