福島でのワークショップが無事終わりました。

  



昨日(12月10日)は福島に招待されてワークショップをしてきました。
とっても温かい雰囲気の中、とっても充実したワークショップが出来ました。


今回は初めての「3時間ワークショップ」ということもあり、準備も大変でしたが、
講義&実技の両方を楽しんでもらえたかなー、と思っています。
お昼は皆さんが持ち寄った食べ物を囲みながらの雑談で、
アットホームな雰囲気のこんなワークショップっていいなー、としみじみ思いました。
小学校の先生や保育士の方が多かったこともあり、現在の教育についての話や現在の教育が抱える問題など、
私にとってもためになるお話しがたくさんありました。


アンケートの内容を少し紹介します。
「貧しくても、温かく暮らしているアフリカの人々を見て、私自身考えさせられました。
アフリカの文化っていいなー、すばらしいなー、とうらやましく思いました。」

「アフリカの子供たちの笑顔がとても印象的でした。」

「本当のしあわせの意味を考えるよい機会でした。子供たちの笑顔が日本中にも輝くことを心から祈っています。」

「最近のこどもはこんな経験が出来ていないんだろうなー、と思いながら、大人はもっとできていないなぁと思いました。
いじめなどの子供の問題が毎日議論になっていて複雑な大問題になっているけれど、実はそんなに難しいものではないんじゃないかなぁ、
と思わされたワークショップでした。」


私自身、ワークショップをしていることの意味や、アフリカのことを伝えたいという気持ちの原点、
それをワークショップを通して表現したい、伝えたい、という気持ちがありながらも
今までなかなか言葉にならないもどかしさを感じていました。
「わらべうたを楽しんでもらいたい」、「それを現場で生かしてもらいたい」っていうことを考えすぎていて、
私自身が原点を忘れていたように思います。


「生きていくのに本当に大切なものはなんだろう?」ということを見つけるためにアフリカに行ったのです。
それが私の原点です。
そしてアフリカで私はそれが一体何であるかを感じることが出来たと思っています。
私はその「大切なもの」を伝えたくて、その手段を得たくて、アフリカに戻りました。
そして今、その「大切なもの」を伝えたいと思って活動をしています。


ワークショップに来てくれた人すべてがその「大切な何か」を感じてもらえるようなワークショップをしていきたい、
と強く感じた一日でした。