ネパール旅行から帰ってきて


 


11日の日曜日にネパールのカトマンデゥを飛び立ち、バンコクを経由して無事日本に着きました。
たった10日間のネパール滞在だったけれど、一日一日経つにつれて、ネパールのことが大好きになっていきました。
やっぱり私は途上国の人たちのあの温かい人柄と笑顔が好きだなー、そう思えた10日間でした。
また旅先で出会ったネパール人、日本人たちとのさまざまな対話、時に人生の深い話にまで互いに耳を傾けあった時間は何事にも変えがたい時間になりました。


正直言って、ネパールに降り立ったときは心細かった。ワクワクする気持ちもあったけれど、やっぱり自分のことを誰も知らない土地に行って、右も左もわからない状態に置かれるのは誰でも不安だと思う。一人でいることの寂しさと、だからこそ人と出会ったり一緒にいられる時間がかけがえの無いものだったりする。そして旅先で誰かと出会ったり、別れたり。旅はやっぱり人生そのものなんだな、とあらためて感じられた。


ネパールの言葉で「ナマステ」は「こんにちは」と「さようなら」を意味すると言う。
人は出会ったときからすでに別れがある、そんな当たり前のようで忘れがちな大切なメッセージがそこには隠されているような気がしてならなかった。
帰りに空港に掲げられていた「ナマステ。See you again」の言葉を見たとき、そんなことを思ってなんだかジーンとしてしまった。


今ここに書きたいことがたくさんあるけれど、まずは自分のノートに見たこと、感じたこと、考えたこと、を書き綴っている。
10時間にわたるビデオと400枚の写真、そして集めてきた20曲以上のわらべ歌と、歌やダンス、楽器、生活や食文化のこと。
書きたいことがたくさんある。少しずつUPしていきます。楽しみに待っててくださいね。