ネパールの村に行ってきました!!


2泊3日で首都のカトマンデゥからバスで2時間半ほど東に行った、
Dhading(ダーディン)州の村、Arubas(アルバス)という村に行ってきました。
カトマンデゥの外に出るのは初めて。バスターミナルで、ティヤと呼ばれる紅茶(日本ではチャイと呼ばれるスパイスティー)を飲みながら待つこと1時間半。バスに乗ってから1時間ほど行くと山々を抜けるすばらしい景色が広がりました。


そんな景色を堪能しているのもつかの間、前に座っていたおばちゃんがゲーーーーー、っと吐いてゲロが私に降りかかってきた。がーーーーーん!!!おばちゃんは誤ってくれないし。。。(まー誤ってくれてもかかってしまったものはしょうがないんだけど)、まーこちらもネパールだししょうがないかな、と乾くのを待ちました。。。(笑)


バスを降りていよいよ出発。聞いてみたら目の前に聳え立つこの山々をいくつも越えるという。
約3時間のウォーキングということで、「えー、ハイキングだって言ったじゃんーーん。」とガイドを一瞬恨みましたが、まー歩くしかない、と心に決めて歩き始めました。


登りの道がずっと続いて、かなりしんどかったけれど、下に広がる光景はすばらしかった。
段々畑が広がっていて、自分がどんどん空に近づいている感じだった。日本の田舎が懐かしい。
そうして3時間の道のりを経て、やっと村に着きました。


着いて早々村のあちらこちらから子供たちが沸いて出てくるように集まってきて、
私たちの歩く後には子供たちの山!!村の子供は純粋そのものでかわいいですね。
カメラを取り出して写真を撮り、撮ったものを見せてあげるともう大騒ぎ!!
それからずっと「Photo!Photo!」のラブコールが鳴り止みませんでした。


着いてすぐに子供たちと小学校の校庭に行って遊びました。
まず初めに鬼ごっこ、そしてハンカチおとし。
この2つは歌はなかったけれど、やっぱり遊びには共通点があるなー、と実感。
「歌のある遊びはある?」と聞くと「手の甲をつねって遊ぶわらべ歌」が出てきました。
これがなかなか面白い。遊びの中に2曲の歌が入っていました。
この類の遊びはガーナのエウェ族、ファンティ族でも見られたので、びっくりしました。
「他には?」と聞くと、「鳥になって遊ぶわらべ歌」、「目隠し鬼のわらべ歌」、「踊りを伴うわらべ歌」、
「検問破りのわらべ歌」、「猫とねずみのわらべ歌」などが出てきました。
日本やガーナとの共通点や相違点が見つかり、非常に興味深かった。
やっぱりわらべ歌って面白い!!とあらためて感じた時間でした。
1時間ほど遊ぶともう日が暮れてしまって、続きはまた明日。
ここに1ヶ月でも居たら100曲は集まるんじゃないかなー、という感じがして、
1泊じゃもったいないなー、と悔やまれました。


今日泊まるところはガイドの実家。夕飯は「ダルバート」というお米、豆のスープ、野菜を煮込んだカレーのようなものを右手を使って食べました。お米とスープを手でぐちゃぐちゃと混ぜて、指の腹に乗せて親指で押して食べる。ガーナのフフなどを食べるときとは指の向きが違うだけで、だいたい同じような食べ方でした。
このあたりの民家はレンガでできた2階建ての建物が主流で、私は水牛が寝ているところの2階で寝ました。
家畜の上で寝るってなんだか不思議な感じ。家畜と人間が一緒に暮らしているんだなー、と思いました。


こんな感じで村での一日目は終わり。また明日子供たちと少し遊んで、次の場所に歩いて行きます。