ガーナのドラム&ダンスのグループを作りたい。


今日は夏休み中、最後の学校に行ってきました。
私の夏休みの前半はネパール、後半は部活動と3年生の音楽選択の生徒たちを文化祭に出すための練習を毎日していました。
すっかり気候も秋らしくなってきて、「夏が終わるんだなー」となんだか物寂しい気持ちになりますね。
でも夜に紅茶を飲みながら物思いにふけるのにはもってこいの季節になりました。
最近の私はネパールで買ってきた紅茶とスパイスで「ティヤ」と呼ばれるミルクティーを入れて毎日飲んでいます。
なかなか現地で飲んだような濃さに煮立てるのが難しくて、何度か作るうちにやっと分量がわかってきた感じです。
この「ティヤ」を飲むとネパールの香りがしてくるようで、道端で一杯10円ぐらいのティヤを飲んだことを思い出します。


昨日はガーナ人の太鼓奏者、ニテテさん(ガ族)に修理をお願いしていたジャンベを取りに家にお邪魔しました。
私が3年ほどガーナに行っている間に、日本でお留守番をしていたとても愛着のあるジャンベたったのですが、
湿度の変化についていけず皮が破れてしまっていたのです。
タンザニアで買って、ジンバブエまえ抱えて帰って、日本に送ったジャンベです。
さっそく叩いて見ると、張りのあるとても良い音がしました。
もう一つ、ガーナのパンロゴという太鼓も修理に持って行きました。
これもガーナからえっこらえっこら持って帰ってきた太鼓で、ペグを使って皮の部分を固定するのを手伝ってもらいました。


ニテテに会うのは今日が2回目。前回3月にパチカ村でワークショップをしたときに私のワークショップで太鼓を叩いてもらいました。
太鼓を作る家系に生まれて、ガーナで太鼓奏者として活躍していました。
今現在、日本に在住しているガーナ人では、実際にガーナで太鼓奏者として活躍していた経験があるのは彼だけのようです。
ということはガーナの音楽を日本で学ぼうと思ったら、今のところ彼しかいないということです。
まだ日本に来て3年ほどで、今はジャズ、ラテン、アフリカン、と不定期に色々なグループで演奏しているそうですが、
ドラムやダンスはまだ日本で教えていないとのこと。
今は生活のためにあちこちでドラムを演奏しているのだけれど、ガーナ人として、ガーナの音楽やダンスの面白さを伝えられる場所を作りたい、
とずっと思っていたそうです。
私自身も最近、ガーナのドラムやダンスを学びながらみんなでアンサンブルをする楽しさを体験できる場を作りたい、と考えていたので、
偶然にもニテテが同じようなことを考えていたのでびっくりしました。
来年の春ぐらいから、定期的に場所を借りて、ガーナのドラムやダンスを学べるグループをスタートしたい、
と約束しました。こんなのだったら是非参加して見たい!!と意見がありましたら、教えてください!!