Kponguの寺子屋

Night Classに楽しそうに参加している



また初めてのミーティングでこんな質問をしました。「学校に行ったことはありますか?」。それに対して11人中全員が「学校に行ったことがない」と答えたのです。これは予想していた結果でした。ガーナの北部は特に女性の識字率が極端に低いからです。けれどものすごく感心したことがありました。KponguにはNight Classという大人のための学校が地域の教育を受けたことのある人々が中心になってボランティアでやっているのです。長くて重労働な畑仕事や町への薪売りを行った後、家族の食事を作って、その後皆でランタンを持ち寄り、(Kponguには電気は通っていないので)毎日夜の8時から10時まで勉強しているのだそうです。これを聞いたときここの識字率は低いとはいえ、自主的にこんなことをやっているとは先が明るいなー、となんだかうれしくなりました。ちなみによし、この村で活動を本格的にやるか、と思えたのも彼らがこのNight Classのような活動を自主的にやっていると知ったからです。こんな人達なら何かやっていけるかも、そんな気持ちになったからです。