たくさんの子供達が死んでいく。。。

お母さんと子供



初めてのミーティングで質問したこと。それは大まかに分けて「子供について」と「生活について」。アフリカはご存知のとおり子供をたくさん生むことは富の象徴。特にKponguは人たちはイスラム教を信仰していることもあり、一夫多妻制が一般的です。よって一人の男の人は何人もの奥さんと結婚し、女の人達はこぞって子供を生みます。
グループの女性達にこう質問しました。「子供は何人いますか?」驚く無かれ、「私は6人」「私は8人」「私は10人」参りました!!11人中2人の女性が10人の子供を産んでいました。本当に感心します。そしてこれ以上に驚いたし、ショックだったことがありました。出産した子供の約半分が何らかの原因で死亡しているのです。その理由として出産時に死亡した、突然高い熱が出て死亡した、などと言っていました。この地域はガーナの中でも乳幼児死亡率が高いとは聞いていたけれど、この現状を知って本当にショックでした。それに付け加えそれを話す女性達があたかも当たり前の日常の出来事のようにそれを淡々と話す様子を見て、あー、これが「当たり前」と思っているのだなーと実感しました。子供はどんなことがあっても死なないもの、と思っている日本人の私達には信じられないことです。
彼女達によると出産は村の女性によって、自分の家で行うのが一般的だそうです。昔の日本と同じですね。今度その出産を手助けする女性に会って話を聞き、そして機会があったら出産に立ち会ってみたいと思っています。