村の女性達の収入源

目茶苦茶重いヤム芋



先週の金曜日にキャラメルポップコーンの決定版が出来上がって、完全なレシピが完成、材料費のコストダウンにも成功していよいよ来週から売り始めようということになりました。そもそもこのキャラメルポップコーンのアイディアを私が提案したのにはこんな理由があってもことです。

彼らの主な収入源を聞くと、自分の畑から取れるメイズ(主食のティーゼットになるコーン)、落花生、ヤム芋(主食のフフになる)、薪、炭(取ってきた薪から作る)で、調べてみたところ一日の収入源はあるときで6,000シィディーから10,000シィディー(約70円から120円)、一ヶ月の収入はあって約150,000シィディーぐらい(約1800円)といったところでしょうか。しかも定期的に稼ぎやすい薪売りの現状は過酷で、薪を取りにブッシュの奥に入って2時間〜3時間、切ってきた薪を頭に積んで町まで徒歩2時間、町を歩き回って売り歩き、売れたらそれで6,000シィディーから10,000シィディー。薪売りは女性だけに限られている仕事で女性はこの他に家事、育児もこなさなければなりません。彼らは教育も受けていないし、自分で何かを始めようという勇気も知識も無く、この現状に不満を持っているにもかかわらず、何も行動していない、という状況を目の当たりに見たからです。