ガーナのわらべうた その2 〜あなたのガーナネームは??〜


8月21日に わらべうたの動画を公開 第2弾 「Obiara yeawo no(○○曜日に生まれたのは誰?)」
と題して、歌を紹介しました。
まだ見ていない方はこちらの日記を先に見てください。
http://d.hatena.ne.jp/wara-wara/20060821



この遊びはお互いに「何曜日生まれか」を聞きあい、それに対して反応すること自体が遊びになっています。
これはガーナ文化の特徴を大いに生かした遊びの一つです。
今回はこの「何曜日生まれか」から見たガーナの文化について書きたいと思います。



ガーナに行くとガーナ人から「あなたは何曜日生まれなの?」と必ず聞かれます。
私もガーナにいる間中、しょっちゅう聞かれました。
でも自分が何曜日生まれかなんて知っていますか?私は知りませんでした。



ガーナでは生まれた子どもはその日の曜日によって、即座に名前が決まります。
例えば金曜日に生まれた男の子はコフィ(国連事務総長のコフィ・アナンは金曜日生まれですね。)と名付けられます。
土曜日に生まれた女の子はアマ、と言った具合です。
この名前はその子が一生涯持つ名前になります。



また赤ちゃんは生まれてから8日目の日にNaming Ceremony(命名式)で両親から名前を授かります。
これは私たち日本人が持つ「名」と同じですね。


ガーナ人は「コフィ!」や「アコスィア!」などと曜日の名前で呼び合うことも非常に多いので、
同じ曜日に生まれた人はそれだけで団結したり、親近感を持ったりします。
ちなみに私は木曜日生まれなのでガーナでは「ヤヤ」と名乗ります。


曜日生まれの名前を表にしてみました。(エウェ語を中心にチュイ語の名前も入れました)
まずは自分の生まれた曜日をここで簡単に調べることができます。http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/1451/year.htm


自分の名前を見つかりましたか??