エチオピアの映像作品 by 川瀬慈


この間、エチオピアの音楽を研究されている川瀬慈さんという知り合いの、
エチオピアストリートチルドレンにクローズアップした映像作品を見に行く機会がありました。
彼の繊細なまなざしと、センスの良さ、視点のユニークさに、
芸術家として、人類学者として、領域を超えた才能を感じました。
彼の専門は「映像人類学」という分野です。
周りの人をひきつけることが出来る人というのは、
とっても不思議な魅力を持っている人なんだな。
彼はそんな人です。


2年から3年ほど前、彼の研究場所を訪れてエチオピアに2週間ほど滞在していたことがありました。
あれから何年かが経って、彼はあのときに言っていたことをしっかりと地に足を着けながら実現していた。
私にも同じだけの年月が与えられていて、今自分はここに立っている。
私はあのときに描いていた夢を実現できているのかな?
あのときの夢を追いかけているかな?
そんなことを考えさせられる時間にもなりました。


私も自分の可能性をもっともっと広げていきたい。
やったことの無いことにも挑戦していきたい。
もっともっと人間性を高めたい、
そんな風に思いました。


そして私もアフリカをテーマにした映像作品を作ってみたいな、
って彼の作品を見ながら思いました。