JICA横浜「ガーナのわらべうた」のワークショップを行いました


2008年1月12日にJICA横浜でワークショップをやりました。
あいにくのお天気で参加者がとても少なかったのが残念。
でも、親子連れが何グループか来ていて、5歳や6歳の子供たち、
そのお父さんやお母さんと一緒にガーナのわらべうたをやりました。


1回目のワークショップでやったのは「石渡しゲーム」。
「ポリポ」という歌をつけてやったり、5歳の女の子が幼稚園で歌っている歌をつけたりして遊びました。
大人も子供も一緒に遊んだのですが、どちらにとってもとても面白くて、
やっぱりわらべ歌はいいなー、楽しいなー、と再確認させてもらいました。


2回目のワークショップは5歳の女の子や7歳の男の子たちと「お手遊び」をやりました。
「24611」というお手遊びです。
7歳の男の子は本当に真剣にやっていて、子供の集中力ってすごいな、と感心しました。
最後にお母さんと対決して男の子が勝ったんですね。
そのときはものすごい笑顔と誇らしげな顔をしていました。
わらべ歌って、子供たちのほうが覚えが早かったりするので、大人より先に上手になってしまうことも多いんですね。
お父さんやお母さんに勝っちゃう、って子供にとってはものすごいうれしいことなんだろうな。
そんな風に思いました。



今回のように「親子で一緒にわらべうた」という企画は何回かやってきたのですが、
今日は新たな「ガーナのわらべうた」の楽しみ方が発見できた気がしました。


「わらべうた」が本来遊ばれている状態って、「自然発生的な条件の中」で、ですよね。
「なんかして遊ぼうかー」みたいな状況です。
「わらべうたをやって遊ぶので、何時何分に、どこそこに、何歳のひと、○人が集まってください。」
みたいな状況で遊ばれることは決してない、ということです。
だから今回のように誰が何人来るのかわからないし、年齢もわからないし、来た人みんなでなんかやって遊ぼう!!
みたいな状況は、本来のわらべ歌が遊ばれる状況に非常に近い、ってことなんですよね。
その中で、「じゃあ、何して遊ぼうかー!」
というやり方ってとても自然だし、
私はそれってすごくエキサイティングで面白いな、
と今回あらためて感じたわけです。


どんな展開になるのかわからないし、どんな面白いハプニングが起こるかわからないし、
だからこそやっている本人も、参加者もみんな面白い。



私のワークショップはいつもパワーポイントでしっかり作りこんで、
これを何分間の間でやって。。。流れはこうで。。。
とびっちり計画するので、とにかく準備に時間がかかりすぎるという欠点があります。
で、準備したものはいつも一回こっきりで終わり。
だからワークショップをやるとなると、その準備に時間が取られすぎて、なかなか数をこなせない、
という欠点があります。


最近、以前作った資料やパワーポイントを見返してみたのですが、
ものすごくがんばって作っていたんだなー、と自分でも感心しました。
これを一回しか使わないのはもったいない、とあらためて思いました。



ワークショップで話してきたこと、伝えてきたことを、今、文章化しようと思っています。
文章化するということは、自分自身のあいまいな知識や情報ももう一度再確認しなければならないし、
とても勉強になることなので、必要だな、と思ってきました。
今、それを発表できそうなところがあるので、書いてみようと思っています。


とは言っても、締め切りも近し!!
いつもぎりぎり、アフリカンタイムなワラワラにとっては、時間を守る、期日を守る、というのは一苦労なんだなー。
でも、がんばりまーす!!