ガーナのあしながおじさん?


今日は6日に一度のマーケットディでした。私はポップコーンにするための原材料を探しにマーケットに行ってみました。なぜポップコーンかというと今、村の女性の収入源を増やすために何か新しい事業を起こそうかと考えていて、ポップコーンはどうだろうか?と思いついたからです。Accraのような首都では砂糖がけの甘いポップコーン、日本でもおなじみの塩味のポップコーンが道端でよく売られているのですが、ここWaでは見かけることがありません。それでこのビジネスはいけるだろうか?と模索してみたいわけです。で、とりあえずポップコーンにする原材料を探そうと思ったんですがこれがなかなか見つからない。。。ガーナ人は人が良いのでこっちにある、あっちにある、と自信を持って教えてくれるにもかかわらず、行ってみると無い、、、といういつものパターン。。。ガーナ人は知らなくても「知ってるよ!俺についてきなっ!」というな感じがあって、着いていくと「あれっ?」ってことがよくあります。まーそれはいいとしてそんなことをしている最中にある女の子に会いました。10歳の小学生です。珍しく英語が通じたもんで、その子に着いてあっちだー、こっちだーとさまよいました。熱射病寸前のことろでやっとアメリカ製のコーンを売っている店にたどり着きました。フー。そこの店員によるとガーナ製のものもあることにはある、というのでそれを探してまたあっちだー、こっちだー歩き回って市場でブルキナファソ製のコーンを見つけました。この10歳の女の子、大活躍です。それでそれで、彼女と歩きすがら色々話をすると。。。どうやら彼女は両親をなくしていて、おばあちゃんと住んでいる、学校の学費はおじさんに払ってもらっているが、2日後に始まる学校に履いていく靴を買ってもらえていないために学校に行けない、、、ということ。ガーナではよく聞く話です。普段私はこんなことはしないのですが、ここで出会ったのも何かの縁、私は彼女と一緒にお店に行って靴をプレゼントしてみました。あしながおじさんみたい?そして彼女に2つの約束事をしました。1つ目は「私のような外国人に会った時お金をせびったり、ものをくれと言わないこと。これは私とあなたの友情関係の上に成り立っているものであって、これはプレゼントだから。」と。そして2つ目は「これはあなたが本当に学校で勉強できるようにプレゼントしたものだから、一生懸命勉強して、それを報告しに来てほしい。」といって私のオフィスの場所を教えました。いつか彼女が「がんばって勉強しています!」と会いに来てくれる日が来るといいなーと思っています。