ガーナのおじいちゃんが亡くなった




今日、私がリサーチしていたziope村の家族から電話がありました。
突然の電話でうれしかったのと同時に悲しいお知らせもありました。


おじいちゃんが亡くなったそうで、それを伝えるために電話してくれたのだそうです。
ガーナでは家族が亡くなると親戚中に連絡をして、お葬式は皆が一堂に会して行われます。
海外にいる家族や兄弟もそのために帰ってくることも少なくありません。
だからお葬式は亡くなってから何ヶ月もあとにやるということもよくあります。


私に連絡をしてくれたのは、私を家族の一員と思ってくれているからなのでしょう。
うれしいことです。
ただ私は今、日本を離れることはできません。
でも来年か再来年にまた絶対にガーナに行きたい、とあらためて思いました。


電話の後、あることを思い出しました。
私がziopeでリサーチを始めるにあたって、その家族の家に住むことをお願いしました。
おじいちゃんとおばあちゃんにそれを話したとき、こう言ってくれました。


「貧乏で、何にもない家だけど、そんな家に住みたいと言ってくれてありがとう」と。
そのとき、やっぱりガーナ人はいいなーと思ったし、ガーナに来て本当によかったなー、と思ったことを思いだしました。


おじいちゃん、ご冥福をお祈りします。