明日は横浜JICAでわらべ歌のワークショップをやります!!


久しぶりのワークショップをやります。
横浜JICAから依頼された「アフリカ体験!!」のイベントです。


詳細はこちらのHPに。イベント情報 | JICA横浜 - JICA

一日アフリカ体験 in JICA横浜 

日時: 1月12日(土曜)13時開始
会場: JICA横浜 2階 JICAプラザ【地図】


「ガーナのわらべ歌ワークショップ」、 セネガルの生活・人・文化」のお話、「アフリカの太鼓にさわってみよう!太鼓ワークショップ」、「マダガスカルのサル“アイアイ”の塗り絵コーナー」の4つのイベントを同時開催!!親子連れでの参加大歓迎!アフリカをもっともっと身近に感じて盛り上がりましょう!冬の寒さを吹っ飛ばせー!!お申込は問合せ先までご連絡ください。


(1)「ガーナのわらべ歌ワークショップ」
ガーナの子どもたちが実際に遊んでいるわらべ歌を歌いながら、楽しく体を動かしましょう。アフリカの独特なリズムや言葉の面白さがつまったわらべ歌は、一度やったら絶対に忘れられません。みんなで気軽に遊びに来て下さい!!

時間:1回目 13時10分から13時40分
    2回目 14時から14時30分
場所:JICA横浜 2階 JICAプラザ
対象:4歳以上のお子さん。親子参加もOKです。

講師:萩原美保さん
アフリカに5年在住。青年海外協力隊員としてジンバブエで音楽を指導。ガーナ大学大学院で音楽学を専攻する。アフリカの子どもの音楽文化をテーマに研究し、「ガーナのわらべうた&音楽」についてのワークショップを各地で行っている。


ワークショップでどんなことをやったのかはまたここに載せたいと思います!!

あけましておめでとうございます!!!


2008年がスタートしましたね!!!
今年は昨年よりもっと良い年になりそうな気がしています。
根拠は無いのですが・・・でもそんなの関係ねー。

失礼しました・・・
(2歳の親戚までやっていたのでびっくり!!)


ところで、今年の抱負を語りたいと思います。


今年の抱負は・・・良い女になる!!


でも「良い女」の定義とは一体どんななんだろう??と頭を抱えるワラワラなのですが・・・
(これでは良い女になれないではないかー!!)



今年はきっと初めての担任をやることになるだろうし、
高校での仕事もますます力が入りそうです。

ライフワークとしては、ガーナに関することやアフリカに関する活動をまた再開していきたいし、
今年の夏か冬にはガーナに里帰りしたい!!と思っています。


新しい勉強や習い事も始めたい!!
演奏活動や新しい楽器、体を動かすこと、アフリカンダンスや映画作り、
色んなことをやってみたいです。



そして、今まで大事にしてきた人たちのことをもっともっと大切にしていきたいし、
これから出会うであろう、色々な人たちとも良い関係を築いていきたいな、
と思います。



これからの10年や20年で自分が成し遂げたいことをしっかりと見据えながら、
一歩一歩前に進んで行きたいと思います。


沢山の人に支えられて、自分が生きていることに感謝!!
この場を借りて、皆さんにお礼します。


そして、今年もよろしくお願いします!!
皆さんにとっても素晴らしい一年でありますように!!



2008年1月1日
ワラワラ

ガーナにメリークリスマス!!


2週間ほど前に国際電話用プリペイドカードを購入した。


「SuperCard ZamZam 3500」という名のカードで2800円。
ガーナにはそれで108分かけられるそうだ。(日本の固定電話からガーナの携帯へ)
http://www.rakuten.co.jp/calling-cards/1818822/1818993/#1399518


クリスマスにそれを使おうと思って大事に取っておいた。
それで今、時差が−9時間のガーナに電話をした。


まずはMichel。大学院の同期でZiope村の住人。
以前、私に電話をくれた友達である。
(そのときの日記はこちら)2007-10-06 - ワラワラの西アフリカ・ガーナ・音楽日記→北海道・釧路・新生活日記


次にEva。彼女も大学院の同期で私が一番信頼している友達。
一緒に沢山勉強したし、生活のことで困ったとき、
恋愛で悩んだとき、リサーチや論文のことで相談したいとき、
本当に彼女のお世話になった。
私のことを「Sister」として大切にしてくれる人でもある。



2005年3月5日撮影 Amedzope村にて「大親友Eva(右)と私(真ん中)」


地球の裏側にいても、
電話という手段を通してまるですぐ近くにいるみたいに話せるなんて、
何度経験してもやっぱり不思議な感じがする。


そして、遠く離れたところに友達がいる自分がなんてラッキーなんだろうと思う。
だって、自分さえその気になれば、いつだってガーナを訪れることができるし、
そのとき「おかえり」と言って向かいいれてくれる人たちがいるのだから。


60分も電話で話しこんでしまったけれども、
良い60分だったな。
そして、うれしいお金の使い方だな、と思った。


アフリカ人は何でも無いときにお互いに電話しあったり、
「元気かーい?」っていう一言を言うためにだけに電話をしたりする文化がある。


何でも無いときに「元気かーい?」って言える文化はなんだかとても温かくて私は好きだ。
彼らはきっと私たちよりずっと精神的にのんびり生きれているんだろうな、と思う。


そして来年はガーナにいくぞー!!とあらためて決意した。
そのために仕事もがんばるぜぃ!!


Happy Christmas!!!

学期末の音楽実技テストから


今学期も早いものでもう明日から期末テストです。
音楽の授業でも練習してきたことを発表する場として、授業内で実技テストを設けました。


1年生は1学期から少しずつやってきたギターで、「Country Road」を弾き語りすることを実技発表にしました。
ほとんどゼロの状態からギターを始めた生徒達が、
昨日の発表でみごとに弾き語りをして見せてくれたのを見たときはかなり感動してしまいました。
始めは「こんなの無理だよー」と言っていた生徒達も、毎回練習するたびにうまくなっていくことが実感できたようで、
それがまた次へのモチベーションに繋がっていく様子が手に取るようにわかりました。
今回は2人で一組になってアンサンブルにしたこともあり、
友達同士、お互いに教えあいながら、励ましあいながら練習し、発表したことが良い結果を生み出したような気がしました。


私の音楽の授業では
「音楽ってやっぱり誰かと一緒にやるのが楽しい!!」
という感覚をできるだけ多くの機会に持たせたいなー、と思い、グループ活動を多くやるようにしています。
グループ活動をやると、生徒は活き活きと楽しそうにやっていることが多いし、
そういった活動を通して自主性が現れてくるように思います。


私の手を離れて、生徒達だけで盛り上がってどんどん色んなことに挑戦していってくれる状態が理想かな、
と私は思っています。
教師は必要なときに、必要な手助けをすればいいんじゃないかな、と思います。




2年生は鑑賞として「We are the world」のメイキングDVDとそれにまつわるドキュメンタリーDVDを見せました。
たっぷり2時間とって、メイキング映像は全部、そしてドキュメンタリーDVDは、
この曲を歌うようになった経過について、そして集まったお金で実際にアフリカに救済しに行くシーンを織り交ぜて見せました。


「We are the world」は私の人生にとって非常に大きな影響を与えた作品であり、出来事であり、
これを見たからこそアフリカに行き、音楽を通して人とつながりたい、
という夢を実現しようとした、と言っても過言ではありません。
だから、私の非常にパーソナルな思いも前面に出し、アフリカで私が感じたこと、NGO活動を通して知ったことなど、
そんなエピソードも交えつつお話しました。


DVDを鑑賞した後は、3週間に渡って「We are the world」を合唱しました。
みんなDVDの影響を見事に受けて、結構のりのりで、色んな歌手になりきって歌っているのがなんともかわいらしかったです。
ブルース・スプリングスティーンシンディー・ローパーマイケル・ジャクソンの歌い方なんかがみんな大好きらしく、
顔の表情やしぐさなんかもまねして歌っている子もいて、非常に面白かったです。


今日は「なりきりWe are the world」と題して、
小グループになって「We are the world」を歌って発表してもらいました。
時間の関係上、曲の最後までは歌えなかったけれど、
この作品は時間をかけて取り組む価値があるな、
とあらためて感じました。
また機会があったら、合唱としてしっかり仕上げてどこかで発表したいな、と思います。


2年生には「We are the world」から感じたような「音楽の力」を持った作品、アーティスト、歌手などを調べてまとめるレポートをだしました。
今日、その作品が提出され、約120枚のレポートをこれからじっくり読んでいきます。
みんな一生懸命に書いたので、私も一生懸命読みたいと思っています。
素晴らしい作品は後で教室内に展示しようと思っています。


そんなこんなで、今学期の授業ももうすぐおしまい。
今日は授業の最後にアンケートを取りましたが、生徒の意見はなかなか好意的なものが多かったです。
「ワラワラ先生の自由な感じが好きです。」とか
「この授業を通してますます音楽が好きになりました!」とか
「今まで出来なかった楽器(ギター)などが弾けるようになり、もっともっとやってみたいと意欲が湧きました」とか、
そんな意見を書いてくれると、
「よっしゃー。もっともっとがんばるで〜!!」
とやる気が湧いてきます。


生徒達よ、みんなありがとよー。
みんなのおかげで私は楽しい人生をおくっているぜぃ、
と言いたい気分です。


もっともっと精進して、面白い授業を目指します!!

  メルマガで「ガーナのわらべ歌」について書くことが決定しました。


皆さん、お元気ですか?
11月もあともう少しで終わり、来月がもう12月になるなんて信じられない気持ちです。


「去年ガーナから帰ってきて。。。」
と今は言っているけれど、
来年になったら
「おととしガーナから帰ってきて。。。」
と言わなければいけないのが、なんだかとっても嫌です。
そうやってガーナに居たのがどんどん前のことになって、
だんだん色々なことを忘れていってしまうのが悲しいな、と思います。


でも、そんな矢先に「ガーナのわらべ歌」についてメルマガの掲載を頼まれました。
高校の先生向けのメルマガです。
1月から5回に渡って掲載される予定です。
ガーナのことをある程度まとまった形で書けること、
それをいろんな人に読んでもらえる機会を与えてもらったこと、
本当にうれしく思います。


今年4月に入ってからワークショップは一度も開催できていないのが現状で、
そんな中、最近はガーナのことを書く機会のほうが増えました。


でもまだまだやりたいことは沢山あるはず。
伝えたいことがたくさんあるはず。

  エチオピアの映像作品 by 川瀬慈


この間、エチオピアの音楽を研究されている川瀬慈さんという知り合いの、
エチオピアストリートチルドレンにクローズアップした映像作品を見に行く機会がありました。
彼の繊細なまなざしと、センスの良さ、視点のユニークさに、
芸術家として、人類学者として、領域を超えた才能を感じました。
彼の専門は「映像人類学」という分野です。
周りの人をひきつけることが出来る人というのは、
とっても不思議な魅力を持っている人なんだな。
彼はそんな人です。


2年から3年ほど前、彼の研究場所を訪れてエチオピアに2週間ほど滞在していたことがありました。
あれから何年かが経って、彼はあのときに言っていたことをしっかりと地に足を着けながら実現していた。
私にも同じだけの年月が与えられていて、今自分はここに立っている。
私はあのときに描いていた夢を実現できているのかな?
あのときの夢を追いかけているかな?
そんなことを考えさせられる時間にもなりました。


私も自分の可能性をもっともっと広げていきたい。
やったことの無いことにも挑戦していきたい。
もっともっと人間性を高めたい、
そんな風に思いました。


そして私もアフリカをテーマにした映像作品を作ってみたいな、
って彼の作品を見ながら思いました。

  青空と屋上と子供たち


今日、朝の通勤電車の窓から青空がくっきり見えた。
学校に近づく一つ手前の駅で、その青空の谷間に富士山が見えた。
思わず声をあげて「あっ!!」と言ってしまった。


昨日は雨が降ってたから、今日は空が澄んでいたんだなー。
雨が降った後の空がこんなにも晴れ渡るなんて、まるで人生みたいだな、
そんなことを考えながら空を見ていた。


今日は吹奏楽部の練習に付き合っていた。
お昼休みに屋上に行こう!!と私は秘密の計画をし、
子供たちに提案。
それに賛成した子供たちと一緒にすぐさま屋上に向かった。


ドアを開けると涼しい風が吹いていて、多摩川を眼下にながめる景色は最高だった。
午前中の練習で厳しい顔をしていた子供たちの表情がぱーっと明るくなって、
屋上のあちこちで思い思いに時間を過ごしている。
「先生、なかなか粋なことしますね!」とある男の子。
「先生、今日朝、私の家からも富士山がきれいにみえたんだ」という女の子。


屋上を後にして、音楽室に戻って行った生徒たちは
「先生、どうもありがとう。」
とニコニコしながら帰っていった。


私はそんな生徒達と一緒にいる時間が大好きだな、
そう思った。
そしてあらためて子供たちのことが愛おしくなった。


「青空と屋上と子供たち」


私の大好きなものたちだ。